6月28日に和田たかお励ます会の総会を開催します

 皆さんお変わりございませんか。
 私の方は、まだまだ整理途中、段ボール箱を買ってきて不要な資料を20箱ほど再生ごみとして提供しました。だから、自室はだいぶきれいになりました。まだ、段ボール2箱分残すか残さないか決めかねている書類が残っています。スキャンして残すかどうか決めていきますが、これから吟味していかなくてはなりません。
 しかし、インターネットが発達した現在市議会議員を務められたことは幸せに思っています。厚生労働省はじめ国の資料がこれだけ手に入りやすい時代はこれまでなかったでしょう。これまで議員さんはどこから資料を手に入れられていたのか不思議でなりません。

 さて次のスケジュールがほぼ決まりました。正式には9日の幹事会で決めますが、6月28日の午後に富田町病院前の木村クリニックで2015年度の総会をさせていただきます。
 案内文は小西元議員(励ます会会長)のご挨拶と私のご挨拶からなりますが、私のご挨拶は以下の通りです。

 4月26日に行われた高槻市議会議員選挙では、私たちが16年間守り続けてきた貴重な議席を守れなかったことを深くお詫び申し上げます。
 前回選挙は、あの福島第一原子力発電所の4基の原子炉破壊事件受け、「いのち第一 福祉は権利」、「原発反対 憲法を守る」を掲げてたたかい勝利することが出来ました。その後、第2次安倍政権の誕生もあって政治情勢の悪化は日増しに強まり、今回の選挙では、「格差、貧困、差別、人権侵害を許さない」、「戦争反対平和を守る」ことを訴え、富田・下田部両健康を守る会とともに「新しい福祉の充実した地域づくり」を訴えましたが、及びませんでした。
 しかし、この4年間で新人議員として本会議での質問がダントツでトップ(古参議員を含めて第3位)、委員会質疑では他の古参議員を超えてトップという実績が消え去ったとは思っていません。「未解放部落問題の問題」(富寿栄住宅建替、植木団地廃止問題)や「教員の君が代斉唱処分の問題」、「民族・人種差別を煽る「ヘイトスピーチ」(憎悪による差別表現)の人権侵害問題」を掲げ、質問した唯一の議員であったことを誇りに思いますし、医療・福祉・介護の問題では、「高すぎる国民健康保険と減免制度の貧弱さの問題」、「介護保険の異常な認定の厳しさの問題」、「障がいのある方の65歳からの介護保険優先という理不尽な問題」、「法を曲げた生活保護の取扱」。市バス公営交通問題でも富田下田部地域だけでなく、「敬老パスの維持拡充」、「身近な路線設定とダイヤの改正」を道路や信号などバスを取り巻く環境とダイアと結びつけて当局に提言するなど、高槻市全体の利益のために奮闘してまいったことが消し去られたわけではありません。

今回の選挙結果で申しますと、正直こんな負け方をするとは夢にも考えていませんでした。最低得票が2500〜3000票になり、私の得票が伸びずに競り負けることはあり得るとは考えていましたが、本会議で数回しか発言したことのない議員が13000余票を獲得し、大阪維新の会が1位から3位を独占して27000票あまりを獲得し、その影響で当選の最低ラインが前回の私の得票数2339に30積み重ねた数字になるとは思ってもみませんでした。K氏の400票近い増、発言数2位のH氏の落選も私には読み解けません。

 これから現実に迫る医療・介護・福祉の後退、川内、高浜、伊方原発再稼働の動き、自民党推薦の憲法学者までが国会の参考人として憲法違反と指摘した「集団的自衛権の問題」、憲法改悪問題、労働法制の改悪問題、マイナンバー制度の問題、こうした闘いを前にしての今回の結果は忍びない限りですが、万障お繰り合わせの上ご参加賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
  2015年6月9日
  前高槻市議会議員 和田たかお