議会運営委員会

 今日の議会運営委員会で3月議会は2月23日告示、3月1日開会となった。今回の議会では、市長の施政方針説明が開会日に行われ、7日には代表質問もある。但し、代表質問は会派のみに許されているので、無所属の私にはその権利がない。8日の質疑、13日の福祉企業委員会での質疑、27,28日に行われる一般質問が少ない発言の機会となる。今回は私にとって初めての新年度予算の審議でもある。

 しかし、いつも思うことだが、日程が短すぎる。1日に提案理由の説明を受けて、3,4日が土日で役所は休み。質疑開始の8日まで実質3日間しかないし、この間に提案部局と調整しなければならい。調整しないと、資料が手元にないと実質答弁拒否をされることもある。質疑が終わると福祉企業委員会まで3日で、うち2日は土日のため実質1日で調整することになり。議員も担当課も議会棟の廊下を走り回る、深夜早朝のFAXが行き交う。議員も担当課もどちらも大変なのだから、日程を長くとればいいのにそれをせず、議会中はこういうものという先例がまかり通っている。
 今回は平成24年度予算全般を審査するわけだから、資料は厚さ10センチ近くになるはずである。当然全体に目を通すだけの時間が必要になるが、それをしている間が無いというのが平成22年度決算審査の時の実感である。
 
 自治体のお金の動きは予算がすべてである。それを実質3日で審議しろとはそれを要求する方も、それを呑んできた議会の方にも問題があるといわざるを得ない。こういうことが言えるのは新人議員の特権だから、今回はこれを言わせておいていただく。私は、予算案については、熟読吟味期間が2週間程度、本当は1ヶ月間は最低必要だと思う。最も役人は議員にそんな熟読吟味能力はないとでも高をくくっているようでもあるし、重要な点を指摘されるのもいやなのだろう。困った慣例があるものである。これも議会改革員会でぜひ検討してほしい議題である。
 
 今回は田村規子議員の計らいで、財政部局と財政の仕組みについての勉強会をもつことになった。超党派でこうした機会が持てるのはありがたいことである。田村議員に感謝したい。