長い間失礼しました

 この間、はじめの定例議会があり、それに集中していたためにブログがおろそかになり申し訳ありませんでした。

 今日は高校時代の同窓会で大阪の難波まで行ってきました。私たちの時代の高校は50人クラスで11組が基本。大阪府京都府とともに全国最低の授業料である月額600円だった最後の年度生だ。(次年度からは720円に引き上げられた)50人のうち62〜3歳になって13人が集まるのだからまあいい方だろうと思う。

 ここで出た話題で興味を引く話題をひとつ。

 今日は朝から新潟県信濃川の氾濫の模様をヘリ中継している。でも、ニュースでは新潟・福島集中豪雨と言っている。何故新潟県ばかり中継して福島県は写さないのだろう。福島原発はどうなっているのだろう。と。

 福島第一原発がこの豪雨の中でどうなっているのか知りたいのは私一人ではないことを知り妙に安心してしまった。

当初の水素爆発(今となっては?だが・・・)の時のような空気中へのばらまきほどのひどさはないものの、建屋がすでに損傷しているのだから現在も放射能の空気中へのばらまきは続いているはず。たとえわずかな量でもその継続時間を考えれば、それが大気を汚し、土地を汚す。それがこの集中豪雨でどうなるのか。
 
 そしてさらに、今は地面の下へ下へ、地下水と接触しての水蒸気爆発の危険性をはらみながら地下水を汚し、海を汚している。放射能まみれの環境を日本の福島から全世界に発散しているという現実にもっと目を向けてほしいものだ。

水蒸気爆発は確率的事象であるということが最近読んだ岩波新書に書いてあった。ということは、3−11の数日後のメルトダウンを始め、私たちはその確率的な幸運の上にいるだけで、いつその運がなくなるか、誰にもわからないという厳しい現実がいつの間にか忘れ去られているように思う。

 これからも放射能汚染が進むことは間違いない。牛肉、牛乳、お茶、ほうれん草をはじめとする野菜、小魚だけではすまない日が必ず来る。そのとき私たちは食料をどのように調達し、分配するのか。京大原子炉実験所小出先生の「子どもを放射能から守る」という主張に共感を覚えるのもきっと私一人ではないと思う。