東大阪政治戦始まる

 東大阪の政治戦が始まった。

 今日は支持する候補の事務所開きに駆けつけ、お集まりになった支持者約150名の前で所信を話してきた。

 まずは野田内閣について、史上最悪の内閣だと決めつけた。何故なら組閣前にアメリオバマ大統領と日米関係のの蜜月を約束、さらに、今や日経連をしのいで弱肉強食社会をもたらした市場原理主義勢力のよりどころとなっている経団連米倉会長とも蜜月を約束、そして国民には増税を公言してはばからない。原発は再稼働容認内閣だからである。こんな政治を続けられたら私たちの生活は立ちゆかない。なんとしてでも変えていかなければならない。

 弱肉強食社会を何とかやめさせてくれということ国民の声で民主党は政権を勝ち取ったが、アメリカとの同盟を強化して軍事大国化を目指し、財界の言いなりになって市場原理主義を進めて行くのであれば、民主党は全くその政策を放棄してしまったことになる。困ったのは私たち庶民と、そしてきっと自民党も困ったことだろう。これでは我々の政策と一緒だ。選挙しようにも争点がないと。

 この政治変える方法はある。国政では小選挙区制という非民主的な選挙区で選挙が行われるが、地方自治体選挙では大選挙区制がまだ残っている。少数意見が反映できる場がまだ確保されているのである。是非とも候補を通して東大阪の町を、国政を変えていこうと。

 大阪府下の自治体の無所属議員はいろいろな連合組織を持っている。市民派議員の連合体もあるし、労働者、勤労市民のために闘っている組織もある。(その中から、門真の戸田議員、守口の三浦議員も駆けつけておられた)これからは無所属議員の時代だ。1人でも多く闘う無所属議員を作りだそう。

 思い出してほしい。福祉政策は厚労省の中央官僚の頭の中で考え出されたのではない。中央官僚の考える施策は介護保険法、障害者自立支援法後期高齢者医療制度等悪法ばかりである。これに対し、昔革新自治体といわれていた蜷川京都、美濃部東京、黒田大阪で始められたのが老人医療無料化などの優れた施策である。当時は社会党共産党という政党が中心になっていたが、今や政治を政治家に託す時代は終わった。これからは無所属議員とみんなが一緒になって地方議会でこれらを実現していく時代である。

 今の時代、私たちに浮動票というものはない。きめ細かな1人1人への対策こそが勝利を保障する。インターネットも無視できない。早急に立ち上げてほしい。ここに集まったみんなで候補を押し上げ、当選をなんとしてでも勝ち取っていこう。
 
 候補の奮闘を祈る次第である。