今日はお餅つき

 今日は富田健康を守る会と下田部健康を守る会の団結餅つき。高槻医療福祉労組との共催である。
 もちろん労働組合赤旗も登場していた。この赤旗は、2006年10月、障がい者自立支援法本格実施に向け、高槻市役所前で高槻障害児者連絡協議会が開催した抗議の決起集会に唯一登場した赤旗でもある。
 そのときこの赤旗をもっていただいていた方はすでに退職なさっているが、毎年お手伝いに来てくださっている。この方なくして富田のお餅つきは出来ないのだ。

 日が重なったので、前半は守る会会長代行として富田へ、後半は高槻市議会議員として下田部に参加してお餅をたくさんいただいて帰ってきた。やはりついたばかりのお餅はおいしい。しるこ、大根おろし、きなこ、エビをいただいておなかがいっぱいになった。

 都会育ちの私はお餅つきの経験はほとんど無い。4歳の時、当時は年末にお餅つき屋さんがいて、我が家でお餅をついてもらったことをうろ覚えに覚えているだけである。お餅というのは固くて焼いて食べるものとずっと思っていた。つきたてのお餅を食べるようになったのは就職してからの話である。

 家に帰ってからは最近買った「被ばくと補償 広島、長崎、そして福島」直野章子著 平凡社新書を読み切った。今回の福島原発大震災の問題は、単なる民事の損害賠償と考えてはいけない奥深い問題を含んでいる。憲法に保障された基本的人権の問題からこれをとらえなおさないと、真の解決は望めない。だから、このての本を今乱読中である。この本は原爆被曝者の今日まで続く闘いの歴史から、その教訓を引き出そうとする意欲的な著作で、多いに学ぶところなる読み応えのある本であった。