農業委員会定例会と商工団体連合会新年互礼会

 朝は農業委員会定例会に初めて出席。日頃の農業委員会の活動が知りたかっただけなのだが、あいにくこれまで予定と重なるばかりで出席できず、初めての出席であった。
  
 議題さえ配られない中で、傍聴者には何が進行しているのかよくわからない中で、全員賛成議案が続いていく。せめて、議案はくらいは傍聴者にも渡してほしかった。

 夜は商工団体連合会の新年互礼会。地域の商店会の役員の方々との交歓会である。その地域のよくわからないことについてはお教えいただき、自分の意見もはっきりと述べた。

 例えば、グリーンプラザ、JR高槻南の好立地にありながら、幽霊ビルに近い状態が続いていて、何とかしなければならない。北の轍は踏まず、高槻センター街商店街と連携を図りながら中小商店を中心にした発展を図らなければならない。阪急南商店街の問題はさらに大きい。国道171号から市民会館、城跡公園に至る歩道とバス道路の整備、風俗営業店の取り扱い等解決の難しい問題も多い。
 私の住んでいる近くの富田、栄町、川添、城南等の商店街にももっともっと地域密着の奮闘を期待したい。

 今後も是非ともおつきあいを続けたい方々とばかりお会いできて有意義な会であった。
 
 ただ、あまりにも失礼で、初対面では聞けない質問があった。「今、中小商店はどうやって儲けてはるの」ということである。大企業は昨年より9兆円あまりも内部留保を増やしたそうである。しかし、中小商店はまじめに商売すればするほどそんなにうまくはいかない。化け物である「マネー」のみがうごめき、ものを売り買いする「お金」はほとんど動きを見せない状態が20年あまり続いていうからである。

 そんな中での消費税増税である。消費税は消費する市民が払うという形式にはなってはいるが、規模が小さくなればなるほど、市民に変わって売る側が負担しなければならなくなる売上税としての意味合いを強くする。現在は内税方式が原則であるからであるからなおさらのことである。

 挨拶にたった辻元清美議員が「自分の家はうどん屋だったので中小商店の苦しさはよくわかる。消費税が引き上げられても、価格に転嫁できるはずがない。」と。

 また、辻元議員には、後の懇談でちゃっかりと「JR富田駅西の富田アンダー」、富田奈佐原線の早期解決を訴えたり、民主党のこの1年の善政は平岡法務相の死刑執行停止だったなどと好き放題にしゃべらせていただいた。