またまたのご無沙汰です

 こんにちは。和田たかおです。
 注目された2大政党とやらの党首選では、民主党は野田氏を再選し、自民党安倍氏を復活させました。そして第3勢力をうたう大阪維新の会は、橋下氏を党首にして日本維新の会を結成しました。選挙は通常国会の前11月なのか、来年7月の衆参ダブル選挙か話題に事欠きませんが、こうした国レベルの政治の動きとは別に、これまでとは違った市民運動の大きな輪が幾重にも広がってきていることを見逃してはなりません。

 まさに、このまま黙っていては日本国憲法25条に守れらた生存権も、13条に守られた生命と自由、幸福を追求する権利も、9条に保障された戦争とは無縁な平和国家の建設もないがしろにされていく。そんな危機感から毎週水曜日には反貧困の集会が、金曜日には反原発の集会が首相官邸や国会議事堂を取り囲み、そして大阪を含む各地でそれぞれの電力会社前で反原発の集会が、各地の米軍基地前でオスプレイ反対の集会が営まれているのです。

閉塞感が増していると言われますが、局面を打開する道を示すことは案外簡単です。
社会保障の充実と大幅賃金引き上げ、雇用確保で不況の脱却
②沖縄辺野古新基地反対、米軍基地撤去、オスプレイは直ちに撤去
原発反対、原発再稼働を許さず大飯原発即時停止、被災者の生活保障の実現
日本国憲法を守る
⑤消費税引き上げ撤回、税金は一部の富裕層と利益を貯め込んだ会社から徴収
⑥TPP反対、日本の産業、医療を守る

どうやら、アメリカと日本の財界が首を横に振る施策をただちに実施しなければ、この困難な局面を打開出来そうにはありません。

 しかし、アメリカと日本の財界に守り育てられたられた自民党の復活はあり得ません。民主党も政策が自民党顔負けの小泉政権時代のものに変わってきました。これに民主主義の踏みにじりを加えれば、橋下維新の会の政権運営になってしまいます。その上で憲法を改悪すれば、市民生活は逼迫、弱肉強食、他国の主権を力ずくで蹂躙するという戦前のスタイルが整うことになります。まさに、日本は戦前の大日本帝国憲法の時代逆行前夜と言ってもいい状況です。

こんな時代錯誤を絶対許してはならない。日本国憲法は、このような局面を予測していたかのように、前文で「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」とし、「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。」と12条に記しています。今私たちは、選挙権の行使だけではない、それぞれ個々人が自分の居場所で出来うる限りの手段を尽くした抵抗で、歴史を後戻りさせないとことがが求められているのだと思います。私も高槻市議会で力の限りがんばる決意です。

下田部健康を守る会機関誌への投稿文です。

9月議会が終わって一段落。

昨日は地元の小学校の運動会で応援してきました。