忙しい毎日

 6月議会が済んでから忙しい毎日が続いている。
 6月議会の一般質問は、児童扶養手当生活保護との問題を取り上げた。

 児童扶養手当高槻市独自の事前相談制について質問した。「相談前置主義」なんて法律のどこにも書いてないのに、「事前相談が必要です」とわざわざ赤字でホームページに書いてある。こんなことをしている市は私の知る限りどこにもない。高槻市だけだ。必要なのは申請書、そして住民票と戸籍謄本まで。同じ役所の公募で確認できればこれだけでいいはずである。だから高槻市児童扶養手当は却下ゼロが続くという奇妙な現象が起きている。却下は「その場で自らの力で判断(本当は判断できるケースも多い)できない障がいケースのみ」なのだから驚く。明らかに児童扶養手当の水際作戦だ。これを厳しく追及した。

 2番目は生活保護。質問の1日前に生活保護法の改悪案が廃案になるというハプニングもあったが、質問の要旨は8月1日付で実施される保護費の減額に焦点を合わせた。国は現行の「消費水準均衡方式」を継続するといいながら、今回の改定は明らかな物価スライド制の導入。これに無批判な高槻市当局を追求し、本当は基準引き上げこそ必要なのに減額される厚労省の「まず削減ありき」の姿勢を批判した。
 今回の改定は明らかに生活保護法の第56条「被保護者は、正当な理由がなければ、既に決定された保護を、不利益に変更されることがない。」の正当な理由に該当しない。よって違法な基準改定であるし、これまでの裁判も全くの自由裁量で生活保護基準を厚労大臣が決められるとは言っていないから憲法25条にも違反する。8月1日付の決定通知が手元に届けば、全国で不服申立が起こるであろうし、それが却下されれば第二の朝日訴訟、平成の集団朝日訴訟が起こるだろう。

 7月2日から7月6日までは沖縄に行ってきた。辺野古、辺戸岬、普天間、嘉手納、天願桟橋、東村高江、そして南部の戦績。2日間だけ地元のボランティアガイドさんについてもらってのレンタカーを借りての視察だった。友人から一緒に行こうとすすめられていたが、初めて行く沖縄であるし、自分の眼でよく見、感じたかった。

 帰ってからは富田健康を守る会の旅行で十津川温泉へ。そして翌日は励ます会幹事会、12日からは滋賀県で開催された2日間の「地域医療についての研修会(グループワーク)」に参加。参加中に2件の緊急相談で電話対応。
 滋賀県から帰ってすぐに姉妹都市益田市の議員さんとの交流会。横に座った益田市の議員さんが元県職労委員長、自治労本部執行委員の肩書きを持つ方で、ここでは楽しい2時間を過ごした。

 翌日は沖縄県の同じく元県職労副委員長、平和運動センター事務局長の肩書きを持つ山城博治さんの応援でJR高槻の街頭へ。今日は福祉の相談が2件と忙しい日々である。

当日、メッセージを依頼された。それがここに載っているという。よかったら是非ともご覧になってほしい。

http://www.youtube.com/watch?v=2vaNsrjPDJo